場と学習の理論

チームづくりの基礎

人が集まり、チームとして機能するには何が大切か、ゼミ「問いかけ力を磨こう 第2回」から資料の一部を掲載します。

関係性をつくるコツを考えてみましょう。

*チームづくりの基礎

 
関係性は自己開示から始まります。
まず、自分のことを話す機会があり、お互いに受け容れあうことが必要です。
そして、メンバーの中で分かち合う目標(グループとして、したいこと)を定め、
そこに向かって、個々人のできることで役割分担をしていく関係ができることが第一段階です。
ただ、役割分担をしても、バラバラになりがちです。
大切なのは、強みと弱みを分かち合い、「一人ではできないこと」をともに実現しようとしていること
体験を通して実感することです。
その体験において、一番効果的なのは、チャレンジし、失敗したことを
ともに乗り越える体験です。
お互いの弱みを補い合い、助け合って失敗を乗り越えた時に、
このメンバーは困難があっても助け合えるという実感を育むことができれば
関係性は深まります。
それには、失敗を誰かのせいにせず、チームの成長につなげるファシリテーションが重要になるのです。

 

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