営業の場面でも、社内のコミュニケーションでも、また、ポスターやSNSなどで社会に情報を発信する時でも、こちらがメッセージを上手に伝えられないことが多くあります。
背景や価値観が似ていたり、日頃からよく会っている人同士だと、関係性ができていて話しやすいのですが、あまり関係性が深くない人、また考えや経験が自分とは違う人だと、自分の言いたいことに関心を持ってもらうこと自体が難しいことも多くあります。
コミュニケーションがうまくいかない時、「相手の立場に立って考える」と言われますが、価値観や考え、経験の違う人の立場に立って考えるのは難しく、相手の立場に立ったつもりのこちらの思い込みになってしまうこともあります。
そんな時は、相手の人が何に関心を持っているか考え、そこから自分の情報を、どう伝えたらいいか、考えるプロセスが大切です。
このシートは、「活動を伝える」場面で、どうしたら、相手が関心を持つメッセージを出せるか、考えるためのワークシートです。
〔シートと活用法〕
1.[シート1]まず、自分たちの活動の定義や説明の時に使えそうなキーワードを、20個以上あげましょう。
なるべく色々な側面から、小さいこと、少し関係していること程度でもいいので、あげていきます。一人であげるよりも、数人で出し合う方が多様な視点から考えることができます。シートの項目数が足りなければ追加してください。
2.〔シート2〕メッセージを伝えたい対象者を想定しましょう。
考えの異なる3タイプの人をあげるといいでしょう。
3.〔シート2〕自分の活動のキーワード(シート1)にあげた言葉から、対象者毎に、その人(たち)が強く関心をもっている言葉を3つあげてみましょう。
4.〔シート2〕日頃、自分たちは活動を、どう紹介しているか50字程度で記入します。その後、対象者別に、3.であげた3つのキーワードを使って、活動を紹介する文章を作成してみましょう。
対象者毎に相手の関心あるキーワードが異なるので、説明文も違うものになるのがポイントです。
5.〔シート3〕相手の関心からメッセージを伝えるための話の作り方を考えましょう
※ PDF版をダウンロードして、仲間と活用し、効果的なメッセージを作成してください!
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