はじめまして。
NPO法人コモンビートの花宮香織です。
年齢も職業も違う、普通の学生や社会人100人が100日間でミュージカルつくりあげる。
ミュージカルのテーマは、異文化理解や多文化共生。
これまで舞台に立ったキャストは、3千人以上。観客動員は、13万人以上。
「違うからこそ美しい」
自分らしさに自信を持ち表現すること。それと同時に、相手の個性を尊重すること。
そんな多様な価値観を認め合える社会づくりの手段として、
コモンビートはミュージカルを主とした「表現活動」を行っています。
私が、この活動に出会ったのは大学生だった5年前。
歌もダンスも全くの未経験でしたが、そこに集う人のイキイキとした姿に惹かれて参加し、
その後、運営スタッフや事務局など様々な関わり方を経て、今回プログラムの責任者を務めることに。
この活動には、満員の舞台での公演というわかりやすいゴールがあります。
100人のキャストは、100日間そのゴールに向かって練習を重ねます。
ですが、本当の本番は101日目。
100日間で得たものによって、101日目にどれだけ自分らしくたくましく次の一歩を踏み出せるかどうか。
私がこの活動をしている理由もそこにあります。
もともと学生時代から社会活動には興味があり参加していたのですが、震災で痛感したのは、
どれだけ成熟した社会であっても、課題はなくならない、ということでした。
ならば、どんな困難があっても、それに自分の頭と足で立ち向かえる人、そして、それを応援してくれる仲間がいればいい。
ミュージカルをつくるために、自分や他人や世界と向き合うことを通じて、そんな人や関係を生み出したい。それがプロデューサーを務める今回の個人的なテーマともなっています。
コモンビートでは、年齢や職業やいろんな人がいること自体が価値です。
自分とは違う背景や価値観を持っている人と一つのゴールを目指す。
その過程が、自分や他人の個性を引き出したり協働の力を育むのだと思います。
そのため、この活動において、何より大事にしているのは、「楽しい」こと。
ミュージカルというエンターテイメントを入口にしているからこそ、老若男女いろんな人が集まります。
決して楽なプログラムではありませんが、「楽しい」という単純な動機や仲間が何よりの支えになります。
歌やダンス、大人の青春…。そんな楽しいことで心や体を温めほぐしたからこそ、伝わる真面目なメッセージがあります。
そんな生き生きと楽しんでいるキャストの姿が、私もやりたいと次のキャストを生み出します。
自分が楽しいことを一生懸命やった結果、様々な気づきや学びや成長や仲間がついてくる。
そんなオマケがこのプログラムの価値であり、それを101日後に活かしていくことこそがこのプログラムの目的です。
楽しいこと、楽しむこと、楽しませること。
そこからはじまる人との出会いや変化の可能性に、誰より私自身がわくわくしてます。
そんなミュージカルプログラムが、東京では4月から始まります。現在キャストを募集中!
興味のある方は、3/18(水)の説明会と3/21(土)の体験会にぜひお越しください!
(都合のつかない方には、個別で電話にて説明も行ってます)
コモンビート32期体験会詳細
http://commonbeat.org/news/18207/
ダンスがしたい、大人になっても部活のような青春がしたい、いろんな人と出会いたい…
参加の理由はなんでも構いません。そのやりたい気持ちが参加資格!
想像以上の体験や感動が待ってる100日を一緒に楽しみませんか?
◆NPO法人コモンビート
〜個性が響き合う社会へ〜
http://commonbeat.org