対話をしよう

自分のトリセツを作ろう

ワークショップのねらい

取扱説明書は“選ばれた後”なので、製品を活かすための方法、注意点やトラブル予防などが主となります。

新しい人とチームを組む時には、メンバーのいいところや可能性を出しあいます。ただ、実際に一緒に活動してみると、動き方や常識の違うところが目についてしまいます。また、同じ状況に対しても、ストレスの感じる点や感じ方も違います。
もし、考え方の違いや苦手、ストレスに感じやすいことをお互いに知り合っていたら、コミュニケーションを深め、チームとして補い合えるように対応しやすくなります。

自分自身をふりかえるきっかけとして、チームメンバーがお互いにどう助け合えるか考える機会として、自分のトリセツを作ってみましょう!

活用場面・時間

  • 新しくチームを組むメンバーと知り合うために
  • これまでのチームメンバーの関係を深めるために
  • これからの働き方を見直したい時に
[人数]4~6名 [時間]90分

進め方

  1. 「問いかけカード」を裏返して置きます。(A-1~11の順がお勧めです)
  2. 最初に進行役から、趣旨とルールを説明します。
    「このメンバーで一緒にお仕事するにあたり、それぞれの強み、スキルと人柄を正しく活かしあえるように、お互いに自分のことを紹介しあいましょう。お互いを理解しあうため、自分と違う考え方の意見があっても責めたりせず、まず考えを聴きましょう。最後に、お互いを活かす方法を考えましょう」
  3. 進行役がカードをめくっていきます。カードの問いに自分の考えを自分のノートにメモします。また、それぞれの考えを紹介していきます。それぞれの考えに、進行役から、また参加者から質問しましょう。 ※一つの問いについて、6分程度で。
  4. 問いかけカードの質問が終わったら、トリセツ・シートを配り、それぞれでシートを記入します。
  5. シートを記入した感想を共有します。また、これから一緒に活動するうえで、効果的に進めていくために「自分からメンバーに伝えておきたいこと」を紹介します。
  6. 進行役が運営への協力に感謝を述べて終わります。
  • 問いかけカード、トリセツシート、イントロダクション資料を、ラボメンバーは下記でダウンロードできます。
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About the author

広石 拓司 (empublic)

エンパブリック代表
社会起業家の育成に携わる中で、新しいことを始めるには、多様な人たちが出会い、仲間となる場づくりが大切だと考え、2008年エンパブリック創業。地域やビジネスの現場で、本当に使える場づくりの技術を、多くの人たちが使いこなせるプラットフォームづくりに取り組む。慶應義塾大学総合政策学部、立教大学経営学部・大学院21世紀社会デザイン研究科の非常勤講師なども務める。